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こんにちは、PBパッケージ

  • 執筆者の写真: Design/M
    Design/M
  • 6月11日
  • 読了時間: 2分

先日お話しした、中国のコンビニチェーン様の新しいPBパッケージが、現地で徐々にローンチされ始めました。





今回の新しいデザインでは、商品の写真を大胆に大きく配置し、商品情報などのテキストは一つのブロックにすっきりとまとめました。これにより、たくさんの商品が並ぶ実際の売り場において、PB商品ならではの「面の強さ(圧倒的な存在感)」を出す狙いがあります。PB商品とはいえ、これらの商品は安くありません。商品の「シズル感」を最大限に引き出し、一目で「美味しそう!」と感じてもらい、質の良さを理解してもらうためにも、この大きな商品写真を主役にする画面設計を何よりも大切にしました。この新しいデザインも、これから先また何年も長く愛され、機能し続けるものになってほしいと願っています。



……と、ここまで書くと非常に順調に進んだプロジェクトのように見えますが、実は今回の提案の裏側では、私たちが仕掛けた「挑戦」が、見事に大惨敗するというエピソードもありました(笑)。



今回、私たちはパッケージにおける写真の面積を意図的に大きく広げました。それというのも、今のトレンドにおいて「世界観や空気感」を伝えることが何よりも大切だと考えたからです。そこで、日本のスタジオに各商品を持ち込み、光の当たり方や背景にまでこだわって、品のある丁寧な空気感を作り込んで撮影し、自信を持って提案しました。(柔らかい写真は日本の方が、まだまだ得意なんです)



しかし、結果は不採用。現地から求められたのは、私たちが提案した繊細な空気感ではなく、中国のユーザーが好む、パキッとエッジの効いた力強い写真でした。中国市場でも「エモーショナルな1枚写真」の魅力が伝わる土壌は育ちつつあると感じていましたが、いざ「パッケージデザインとしての採用」となると、まだまだストレートな力強さが求められるのだと、現地のリアルな市場感覚を改めて理解しました。



もちろん、デザインにおける絶対的な正解は、現地の生活者が店頭で見たときに「美味しそう」「買いたい」と思うことです。海外でのデザインマーケティングは、時にこうしたカルチャーの壁に直面することもありますが、それこそが最高に面白い部分でもあります。私たちはこれからも、市場の「正解」に向けてブレずに進みながらも、時には(ちょっとした)裏切りや新しい挑戦を仕掛け続けていきたいと思っています。

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