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イノベーションのヒントに「アート展」

  • 執筆者の写真: Innovation/T
    Innovation/T
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分


先日、クライアントの担当者さまと一緒にアート展へ足を運びました。この依頼は先方の社長から直接担当者と言って欲しいとオファーされたものです。なぜ、社長はアート展に私と担当者さまを指名したのか?


私たちは日頃、海外からの資材調達や新しい技術といった「素材」を起点にイノベーションの提案を行っています。アートには、既存の素材を再解釈し、新しい価値へと変えていくプロセスが見えます。だからこそ、素材を扱う私たちがアートに触れてイノベーションを起こして欲しいという期待があったのではないかと思います。


アート展の展示空間に入ってまず目に留まったのは、同じ色使い、同じトーンで表現された二つの作品でした。一つはキャンバスに描かれた「平面作品」、もう一つはその色彩が空間へ飛び出したような「立体作品」です。使われている色はまったく同じなのに、表現が平面から立体へ変わっただけで、作品が持つ説得力や伝わる印象は別物になっていました。


この「同じ素材を使っていても、見せ方や構造を変えるだけで与える印象が大きく変わる」という感覚は、私たちが伴走するクライアントさまや、これからの組織の在り方にも深く重なると感じています。これまでの時代のような、単なる「平面的な繋がり(一過性の取引)」だけでは、企業が独自の価値を維持することは難しくなっています。お互いの技術や知識を「立体的に掛け合わせる」ことで、新しいサービスや形を構築していく。そんな時にこそ、より強いイノベーションが生まれるのではないでしょうか。


今回は、素材の見せ方ひとつで世界が変わるおもしろさを、アートを通じて再認識しました。それと同時に、私自身にとっても、素材という切り口から人と企業の新しい繋がりをどのようにデザインしていけるか、改めて考える良い刺激になりました。

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